数字を扱う関数

こんばんは。今日は、八十吉さんと実験していて面白い関数を見つけたので紹介します。

教科書p97のプログラム3【form-calc.php】という例題の中に"intval関数"というのがでてきます。これは、「変数の整数としての値を取得する」という関数です。「整数としての値を取得する」というのに聞き覚えがあるなぁ、と思ってぺらぺらと教科書をめくり返していたら、"floor関数"というやつがp80にありました。floor関数とは、「（小数点以下の）値を切り捨てる」という関数でした。

両方「整数」としての値を取得する、ということが分かりましたが、ここで疑問。

「floor関数と、intval関数、何がちゃいますのん??」

floor関数は、「小数点以下を切捨て」というておるので、amiと八十吉は考えました。そして、「はっはーん、intval関数は四捨五入とかしてくれるんじゃね??」という仮定を立ててみました。そして、form-calc.phpを使って実験してみたのですが、結果は、intval関数も小数点以下を切り捨てて計算されてしまう、ということでした。つまり、1.1と入力しても、1.9と入力しても、小数点以下は切捨てなので、「1」として値が取得され、計算されてしまうのです。普通に計算すると1.1+1.1=2.2なのに対して、1.9+1.9=3.8ですが、intval関数を使うとどちらも「2」という結果になります。

それって、さば読みすぎじゃね?!ほんまは29歳なのに、「ワタシ、20歳よ」と言うていることになります。四捨五入とかしてくれる関数もあるはずやーー!!!と調べたところ、ありました。ありました!!

round関数というらしいです。これは、四捨五入してくれます。また、intval関数とは反対に、切り上げしてくれる関数もありました。これは、ceil関数というらしいです!!!!

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//フォームの結果を集計【intval関数の場合】
$a = intval(1.1); ※1として値を取得
$b = intval(1.1); ※1として値を取得
$answer = $a + $b; ※2という結果


//フォームの結果を集計【round関数の場合】
$a = round(1.1); ※1として値を取得
$b = round(1.1); ※1として値を取得
$answer = $a + $b; ※2という結果


//フォームの結果を集計【ceil関数の場合】

$a = intval(1.1); ※2として値を取得
$b = intval(1.1); ※2として値を取得
$answer = $a + $b; ※4という結果


↑結果、全然変わってくるやんけ～～～!!!というわけで、驚きました。これは、計算をする前の値を取得するときに関数を指定しました。

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//フォームの結果を集計【intval関数の場合】

$a = 1.1; ※1.1として値を取得
$b = 1.1; ※1.1として値を取得
$answer = intval($a + $b); ※2.2なので、小数点以下は四捨五入、つまり、2という結果




//フォームの結果を集計【round関数の場合】

$a = 1.1; ※1.1として値を取得
$b = 1.1; ※1.1として値を取得
$answer = round($a + $b); ※2.2なので、小数点以下は切り捨て、つまり、2という結果



//フォームの結果を集計【ceil関数の場合】

$a = 1.1; ※1.1として値を取得
$b = 1.1; ※1.1として値を取得
$answer = ceil($a + $b); ※2.2なので、小数点以下は切り上げ、つまり、3という結果

↑計算した答えを取得するときに関数を使うと、これまた値が変わってくるのですね。

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【まとめ】

関数名	はたらき
intval	切り捨て
floor	切り捨て
ceil	切り上げ
round	四捨五入

※なお、floor関数は「値を切り捨て」で、intval関数は「変数の整数としての値を取得する」という違いがあるようです。

つたない説明で伝わるかどうか謎ですが、これらを発見した我々、大興奮でした……!!!!興味のある方、ぜひともお試しあれ……!!!